ハキハキライフ〜アメリカ

アメリカ在住意識低い系専業主婦のブログ

切迫早産。子宮頚管縫縮術。

21週3日目 子宮頚管縫縮術

いつもと違う大きめの総合病院での施術でした。

受付、看護師さん、麻酔科医、お医者さん、会う人みんなに

・熱はないか

・咳はないか

・息苦しさはないか

・それらの症状がある人と14日以内に接触したか

・14日以内に海外、州外へ出かけたか

など、コロナウィルスに感染していないかのスクリーニングの質問をされました。

 

病院の外も中もマスクをしている人がほとんどで、アメリカでこんなにマスクをしている人を見る日がくるなんて… と異常事態であることを実感しました。

 

個室に通されて着替えるとお医者さんがやってきて、今回の手術のリスクを説明してくれました。

稀に破水、感染症、陣痛などか起こる可能性がある事を了承して手術を受けることの同意書に署名しました。

「これらリスクが起こることは本当に稀で、施術による早産予防のメリットの方が大きいから、心配しないでね」と言ってくれました。

 

次に麻酔科医の3人グループが来て、薬のアレルギーがないか、前回の出産では無痛分娩だったか等の話をしました。

 

今日の麻酔は無痛分娩の時のように背中から打つもので、無痛分娩のよりは痛みも少ないからね。と言ってくれました。

 

私が一人目を無痛出産した時の麻酔科医さんはとても上手に麻酔を打ってくれて、何も痛みを感じなかったので、今回の麻酔もいけそうだな…と自信が持てました。

 

そして施術の時間になると看護師さんが病室へ迎えに来て一緒に歩いて手術室へ向かい、ベッドに腰掛けて背中から麻酔をうちました。

 

ベテランの人が新人っぽい人に説明しながら新人っぽい人が打ってくれたのですが、

麻酔痛かったです。

全然無痛分娩の時の方が楽でした…😢

 

5分もしないうちに麻酔が効いてきたか確認されたけど、言葉がちゃんと伝わっていなかったのか、まだまだ足の感覚があるのに施術がスタートしてしまいました。

 

下から何か入っていくのが分かるし、中で縫っている痛みもある。

痛いと麻酔科医の人に伝えても「(痛みは感じないはずだから)体内で手術の圧力を感じるだけで、痛みではないよ。」なんて言われて…

 

痛いのに続行される事にだんだん辛くなってきて、泣いてしまいました。

そしたらベテラン麻酔科医の人が「もう一本麻酔を増やそう」と、やっと点滴から麻酔を追加してくれました。

それでも痛みは変わらず手術は続行され、しばらく頑張ったけど泣いたままだったので、さらに麻酔をもう一本追加してくれました。

その頃には手術もほぼ終わりかけだったのでほとんど意味なく、手術が終わりました。


同じ病院で子宮頚管縫縮術の施術を受けた友人は施術中は何も痛みを感じなかったそうなので、私は麻酔が効きにくかっただけで不運だったのだと思います。

 

終わったらベッドのまま病室に送られ、「麻酔が切れて自分でおしっこできるようになったら帰宅してもいいよ。」との事でした。

 

11時40分頃から施術が始まり、終わって病室に戻ったのが12時過ぎ頃。

麻酔科医の人は1時頃には麻酔が切れると思うからその頃に旦那に迎えにきてもらうといいよ、と言ってくれました。

 

しかし、追加で麻酔を打ったので麻酔が切れるのが長引いたのか、理由は分かりませんが、私が自分でおしっこできるようになったのは4時頃でした。

歩けるようになったのに、トイレに座ってもおしっこを出す感覚が戻ってこなくて、帰宅できるようになるまですごく時間がかかりました。

 

コロナウィルスのせいで旦那も娘も病院には入れないので、1時〜4時まで車の中で待っていてくれました。本当に申し訳無いです。

 

術後の薬

2日分のインドメタシンと、

痛みを感じた時だけに服用するタイレノールをたくさん処方してくれました。痛みがなければタイレノールは飲まなくていいそうです。

2つとも6時間毎に飲むように言われました。

 

これらの薬は、切迫早産のため毎日飲んでいる低容量アスピリンと週1のプロゲステロン注射に何も影響はない事をお医者さんに確認しました。

 

手術当日・帰宅後

コロナウイルスが流行っている中、総合病院へ行ったので、歩くのも辛かったですが帰宅後すぐに服を洗濯し、シャワーを浴びました。

どこにコロナが潜んでいるか分からないので…念の為。

 

その日はずっとおしっこの時の違和感とお腹の施術した所に痛みがあり、いつもよりお腹がはっているのを感じました。

お腹の張りと痛みはあるものの、痛み止めが効いていて、お家では術中のようなひどい痛みは感じませんでした。

歩くのは辛いので家事と子供の世話は旦那に任せてずっと横になっていました。

 

 

術後2日目

痛みもお腹の張りも減ってきました。

しかし薬が切れる時間が近づくと鋭い痛みを感じるので、両方の薬を引き続き6時間ごとに飲みました。

 

術後3日目

だいぶ痛みもなくなってきました。インドメタシンは2日分で飲み終えたので、痛みがある時にタイレノールだけを飲みました。

この日タイレノールを午前中に飲みましたが、午後からは飲まなくてもいいくらい痛みもなくなり、それ以降は服用していません。

 

同じく子宮頚管縫縮術の施術を受けた友人は、術中は痛みを感じなかったけれど、帰宅後まるで陣痛かのような強い痛みに襲われ、耐えられなくなり病院へ行ったそうです。その後も立ち上がれないくらいの痛みが10日間続いたそうです。

 

同じ手術でも経験は人それぞれです。😢

 

 

このブログを書いている現在は妊娠22週3日目になりました。

 

前回の妊娠の時は22週の終わり頃(23週に入る前日)に破水したので、

ついにここまできたか…って感じです。

 

子宮頚管縫縮術で破水や早産の確率は減るけど、可能性はゼロではないので、まだまだ不安です。

 

できるだけ長く妊娠継続して、今回の妊娠では「お腹の大きい妊婦さん」を経験できるといいな〜なんて思っています。

 

これからも引き続きなるべく安静で頑張ります。